2009 ジャパンペットフェア　その3　

それでは次はコトブキブースの紹介をします。

コトブキもGEXと同等の巨大なブースを構えて、大いに製品をアピールしていました。
前回のペットフェアでデビューをしたパワーボックスSVですが、今回はバリエーションを増やしてきました。
先ず紹介するのは大型水槽用のパワーボックスSV10000、SV12000です。

既に発売されているパワーボックスSVのカタログスペックと比較すると以下のようになります。

SV10000、SV12000が発売されると5つのサイズが揃い、一つのシリーズの外部フィルターとしては最多クラスのラインナップとなります。

実はこれだけではなく、小型水槽用のパワーボックスSVミニも用意されていました。

　

パワーボックスSVミニは水中ポンプを水槽内に設置するタイプですので、上の写真のように水槽脇に設置することが可能です。

これでパワーボックスSVシリーズは、45cmより小さいミニ水槽から120cmオーバーの水槽まで対応できるラインナップを揃えたことになります。
各社より外部フィルターが出そろい、正に外部フィルター戦国時代の様相です。消費者としては選択肢が多いことは嬉しいのですが、脱落するところが出てきて部品の入手が出来なくなってしまわないかちょっと心配です。

半円型のアリーナ水槽や最近ではフェイスなど、以前よりデザイン性とコンセプトに拘った水槽を発売してきているコトブキから、またまた新しいコンセプトを掲げた水槽クロニカ（CRONICA)が発表されました。今回のコンセプトはずばり「デザインフレームで包み込んだまったく新しいフォルム」。
写真のようにデザインフレームでライトが隠されています。ライトは14W電球形蛍光灯を使用し、交換球はスカイライトフリーと共通です。灯具は専用灯具で、クロニカの上に2台載せられます。
水槽自体は51cm水槽で、水量は30L。フィルターは外掛けタイプ　プロフィットフィルターF3を使用します。少し落ち着いた感じの水槽セットに仕上がっています。

こちらは参考出品されていた60cm水槽用ライトです。90cm用のも展示されていました。

レグラスライトと言い、コトブキとしては恐らく初めてとなるT5管を使用したライトです。
60cm用、90cm用ともT5管×4本となります。
前回のペットフェアではブレイドライトが参考出品され、その後正式に商品化されましたが、FL管を使用しやや大柄なデザインでした。
その点レグラスライトはT5管のライトらしくスマートです。ただし展示されていたライトは、サイド部に放熱用スリットが無く、また写真のようにライト本体にもスイッチが無くて、スイッチは電源コードについていました。この辺の仕様は少なくとも製品化時には見直してくるでしょう。
今回展示されたレグラスライトが製品化されるか分かりませんが、今回の各社の動きを見てみますと、近い将来にはやはりコトブキもT5管のライトを出すのではないかと思われます。

コトブキでもLEDライトが展示されていました。
30cm以下の水槽用のエコスポット

40cm以下の水槽用のスティックライト

そして参考出品ながら45cm水槽用のスティックライト450

スティックライトは白＋青のLEDを使用していて、青のみの点灯に切り替えることが可能なようです。あやふやな記述なのは、そういう説明がありましたが、いじってみたら切り替わらなかったからです。たまたま管理人がいじったのが試作機だったのかもしれません。スイッチは灯具の両サイドにあります。

コトブキの高級ブランド　ブレイドシリーズでもLEDライトが参考出品されていました。
SIMPLE LED LIGHT900です。


このライトはボリュームつまみでLEDの輝度を変えることにより色温度を変えることができます。

駆け足となりましたがコトブキブースの紹介でした。ここに挙げていない新製品も他に沢山あり、コトブキブースも見ごたえたっぷりでしたが、またまた足早に立ち去る管理人でした。
（記事作成　'09.03.31）

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